第6回:導入事例②(株式会社エスユーエス)

はじめに
ワークフロー研究室(株式会社テクラス)のKです! 前回に引き続き、今回もワークフロー・システムの導入事例をご紹介していきたいと思います。
今回のコラムでは、第3回のコラムでご紹介しました「SaaS」型ワークフロー・システム『X-point Cloud』を利用されている「株式会社エスユーエス」情報システム部 部長代理の馬場 正和氏にご協力いただき、熱いインタビューをお届けしたいと思います!
Interview
“それでは馬場様のご登場です。本日はよろしくお願いします!”
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こちらこそよろしくお願いします。
“早速ですが、現在のご利用状況について教えていただけますか?”
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当社は技術者派遣業を主軸とする会社なのですが、職種を大きく分けると技術派遣社員と内勤社員(営業、経理、人事部門等)の2つに分かれます。このうち内勤社員全般の200名程度で利用しております。
“なるほど。具体的にはどのような帳票をご利用されているのでしょうか?”
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一般的な企業でいうところの稟議書に利用していますね。
“そもそもワークフロー・システムを導入された背景をお聞かせいただけますか?”
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やはり、一番の目的はガバナンスの強化でした。当社は2017年9月に東証マザーズに上場しましたが、その1年前くらいから上場に向けた社内システムの強化を進めていました。その中の課題のひとつとしてあがったのが、稟議書の電子化です。当時は紙の帳票で運用していたため、決裁権限規定と実態に乖離があることもありました。
“確かに、紙の帳票となるとルールどおりに運用することに限界がありますよね”
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そうなんです。さらに、拠点をまたがった稟議もあるため、紙の帳票ですと承認完了まで時間がかかることも多くて……。申請 → 承認がタイムリーにできず、意思決定が遅れてしまうという課題もありました。
“システム導入を進めるうえで、さまざまな製品を検討されたと思いますが、
どのような観点で比較されたのでしょうか?”
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一番のポイントは「SaaS型」であることですね。上場に向けて限られた情報システム部のメンバーがさまざまな準備を並行して進めるうえで、できるかぎり社内に新たなシステムを増やしたくなかった。「SaaS型」なら、自社にサーバを用意しなくてもよいので、スピーディに導入できる点もよかったです。
“確かに、「SaaS型」の製品は年々増えていますね”
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さらに、サンプルフォーム(帳票)が提供されていて開発が比較的に容易な点、メーカーのエイトレッド様はワークフロー専業でノウハウが蓄積されている点に魅力を感じて『X-point Cloud』の導入を決めました。
“実際に導入されていかがでしょうか?”
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ガバナンスの強化、ペーパーレス化による帳票紛失リスクの回避、意思決定の早期化、決裁状況の管理など、当初の課題を解消できて満足しています。また、どこにいても承認できますので、外出が多い役員にも好評です。
“最後に、今後の活用の展望を教えていただけますか?
特に、テレワーク関連でお考えがあれば、お願いします!”
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現在、テレワークを推進するために、稟議書以外の帳票の電子化を進めていきたいと考えています。そのために、社内のスキルを高め、スピード感をもって開発できる体制を作り上げたいですね。
“より一層のワークフロー・システムの活躍機会がありそうでなによりです。
本日はありがとうございました!”
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こちらこそありがとうございました。
まとめ
以上、「エスユーエス」様の導入事例でした。馬場氏の課題認識に共感された方も多いのではないでしょうか? ワークフロー・システムを導入されたユーザーが一様に語る「利用者からの満足度が非常に高い」という特徴も見て取れますね。
さて、第5回、第6回とユーザーの生の声をお届けしてきましたが、次回はいよいよ最終回です。「ワークフロー・システムのさらなるメリット」と題して、+αな利点をご紹介します。是非、最後までお付き合いください! 目指せ、脱ハンコ!
ユーザー情報 |
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会社名 | 株式会社エスユーエス![]() |
業種 | 技術者派遣業 |
設立 | 1999年9月1日 |
従業員数 | 1,765名(単体、2020年4月1日現在) |
URL | https://www.sus-g.co.jp/ |
取材日 | 2020年7月 |